土地相続とは
不動産相続の手続きは、その現況により様々で非常に複雑です。例えば土地評価の方法として路線価方式・倍率方式の二つがありますが、単純に路線価×地積、固定資産税評価額×倍率がその土地の評価額となるというものではありません。
利用状況はどうか、道路にどのように接しているか、形はどうか等個々に判断し、適切な補正を行い評価していきます。また、税務関係では、相続税申告の他、所得税や消費税に関して手続きが必要となる場合もあります。
手続きの漏れや間違いを防ぐためにも、不動産の相続に関しては実績のある専門家にご相談下さい。
土地相続の主な流れ
遺言書の有無の確認
相続人の確認
相続財産の確認(相続不動産の調査)
所得税・消費税の申告及び納付
必要な場合
遺産分割協議書の作成
必要な場合
相続税の申告及び納付
必要な場合
相続登記
必要な書類
被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの全てが確認できる戸籍関係書類
転籍されている場合、本籍地のあった役所毎に申請しなければなりません。
不明な場合は、わかる本籍地から辿っていきます。
相続人が確定できる全ての戸籍関係書類
相続人すべてのものが必要です。
固定資産評価証明書
固定資産のある市町村役場で取得します。
被相続人の不動産評価をする場合は、亡くなった年のものが必要です。
登記簿謄本
不動産の所有権関係が現在どうなっているかを確認します。
固定資産税の納付をしていても名義は先代のままという場合もあります。
その他
その他、不動産の現況により、様々な書類が必要となります。